顔汗を皮膚科でみてもらう場合の保険適応や費用について

顔汗を皮膚科で見てもらうことができるのですが、その場合、どうなるのでしょうか。
・どのような処置をしてもらえる?
・費用は?
・保険はきく?
・通院の必要はある?
・子供でも処置してもらえる?
についてご紹介します。

-処置・費用・保険適用有無について
皮膚科で行われている顔汗への処置は、いくつかあります。
尚、これから挙げる皮膚科で行われている治療の中にある目安の費用は、初診料・診察料などは含めておらず、処置のみの目安費用です。

<プロバンサインの服用>
▼どのような治療か
多汗症に効果があるとされる治療薬です。
個人差がありますが、30分から1時間半程度で効いてきて、汗がピタッと止まります。
こちらも個人差があると思いますが、持続時間の平均は5時間前後とされています。
顔汗だけではなく、全身の汗に効果があります。

しかし、汗がとまるわけですから、体温が体内にこもりやすくなってしまいます。
体のほてりや便秘、頭痛、眠気といった副作用が起きる可能性もあるため、医師と相談の上、十分検討してくださいね。

取り扱いのある医療機関を受診することで処方してもらえます。
個人輸入などを行っているオンラインショップでは処方箋なしで購入することも可能ですが、副作用が起きるかもしれないなどのことを考えると、医師による適確な指示の元、処方してもらうことをおすすめいたします。

▼費用
1ヵ月分で1000円前後が相場です。

▼保険
適用されます。

▼通院の必要はあるのか
特にありません。
薬がなくなる頃に再診すればOKです。

▼子供でも受けられるのか
疾患の状態や年齢によっては服用できないこともある薬ですので、医師に相談してくださいね。

<胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS)>
▼どのような治療か
皮膚を切り、電気メスにて交感神経を遮断する手術です。
すべての交感神経を遮断すると、大変なことになってしまうため、一部のみに行います。
大きな効果を得られることに期待ができる手術なのですが、顔からでるべきだった汗が別な箇所、たとえば、ワキや背中などから出るようになり、汗の量が増えたと感じてしまうこともあるそうです。
これを代償性発汗と言います。

顔汗は抑えられても、今度はワキ汗に悩むようになる、なんてことになりかねません。
そのため、あまりおすすめいたしません。

▼費用
10万円程度が相場です。

▼保険
適用されます。

▼通院の必要はあるのか
1泊2日程度の入院がある場合とない場合があり、様子を見るために通院が必要な場合もあります。
状態やクリニックの方針によって変わってきますので、事前に確認しましょう。

▼子供でも受けられるのか
何歳から受けられるのかは、医師の判断によって異なります。
小学生であっても手術の適応となることもあるようです。
ただし、代償性発汗の可能性を考えると成人するまではやめておかれることをおすすめいたします。

<ボトックス注射>
▼どのような治療か
こちらは、美容皮膚科で主に行われています。
ボトックス注射はシワ取りの方法としても用いられていますよね。
ボトックスを注射することにより、ボトックスの成分であるボツリヌアス菌が作用し、筋肉や神経の働きを麻痺させます。
それにより、交感神経による伝達も麻痺し、汗を抑えられるのです。

ただし、即時効果があらわれるものではありません。
個人差がありますが、3日後くらいから、汗をかきにくくなります。

また、永久的に効果が持続するものでもありません。持続期間の目安は3ヵ月前後です。

▼費用
1回10万円程度が相場です。
決して安価ではない上、高価がなくなる度に行わないとなりませんので、顔汗を抑える目的で行うのはあまりおすすめいたしません。

▼保険
適用されません。

▼通院の必要はあるのか
効果が薄れる(なくなる)度に通院し、再度注射する必要があります。
一度だけ行いたいのでしたら、通院の必要はありません。

▼子供でも受けられるのか
特に年齢制限のない施術です。
効果が薄れる度に再度施術することも含めて、じっくり検討してくださいね。

皮膚科で行われている方法は色々とありますが、それぞれデメリットや費用の問題もありますね。
納得できる方法で顔汗を改善していきましょう。

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