最終手段? 顔汗を治す手術について

顔汗が酷いと深刻な悩みに発展してしまいます。
例えば、
・人と近くで話すのが嫌になってしまう…
・電車の中などで他人の目が気になって憂鬱…
・仕事でもできる限り顔を合わさずにすむよう行動してしまう…
など、日常や対人関係に支障が出るケースもあります。

病院で手術を受けることにより、顔汗は治るそうですが、一体どのような手術なのでしょうか?
費用や保険適用の有無、再発の可能性、ダウンタイム、注意点などを詳しくみていきましょう。

-どのような手術?
多汗症を改善するための方法として主に「胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS)」という手術があります。
交感神経が過敏になっているせいで、汗が大量に出てしまいますよね。
ですので、発汗の指令をつかさどる交感神経を遮断するという方法です。

皮膚を切り、内視鏡を用いて、交感神経を電気メスにて遮断するのです。
恐ろしい方法のようにも感じますが、麻酔によって術中の痛みはないです。

また、すべての交感神経を切断するわけではないです。
すべて遮断すると、弊害が起きるため、発汗作用を抑えられる程度、つまり、一部のみです。

本来、手の汗を改善させるために行われていた方法なのですが、顔汗の治療法としても使われているそうです。

一説によると、施術した方のうち、98%の方々は汗がとまったと実感されているとのことです。
大きな効果が期待できる方法ですね。

-費用と保険
多汗症の治療方法として国から認可されていますので、保険が効きます。
しかし、それほど安価であるとは言えません。

3割負担の場合で、10万円程度が相場とされています。

-再発の可能性
交感神経を遮断しているため、再発はないとされています。
一度行うと一生涯、顔汗に苦しむことがなくなる可能性が高いというわけなのです。
これはぜひ、行いたい、と思ってしまいますが、注意点があります。

それは、交感神経が遮断されたため、顔から汗が出ることはなくなりますが、汗自体がなくなるわけではない、という点です。
体が体温調整をしようとしたとき、本来、顔から出るはずの汗が出てこられなくなります。
その汗は、どこに行くのかと言うと、別な箇所から出ていきます。
脇、頭部、首、背中などから出る、ということなのです。
この現象を代償性発汗と言います。

そのため、顔以外の箇所から出る汗の量が増えたと感じることがあるようです。
かなりの高確率で代償性発汗が起きるとされています。

その他、乾燥しやすくなる可能性もあります。

これらの現象は手術による副作用と言えるでしょう。

顔汗を止められれば、もしかしてこれらの副作用が起きるかもしれなくてもいい、と思えない限り、行わないほうがいいでしょう。

-ダウンタイムと術後に気をつけたいこと
術後1週間程度は激しい運動や喫煙を避ける必要があります。
また、術後2週間ほど痛みが残る場合があります。

クリニックによりますが、施術の翌日からシャワーに入れることもあるようです。

化粧やスキンケアについては、手術の度合やクリニックの方針により異なりますので、必ず確認してくださいね。
自己判断で後々大事になってしまわないためにも、医師の指示をきちんと守りましょう。

-まとめ
効果の高い手術ではありますが、かなりの高確率で副作用が起きてしまうかもしれないのですね。
最終手段として知っておいて損はないと思いますが、まずは、汗をとめるスキンケア商品や漢方などの内服薬での改善からはじめられることをおすすめいたします。

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